< img height="1" width="1" style="display:none" src="https://www.facebook.com/tr?id=325683595000622&ev=PageView&noscript=1" />
Protected Designation of Origin (PDO), for a more protected Europe
October 30, 2019
N G Oマエストロ・試飲会 in 東京 12月2日(月)〜6日(金)開催決定
November 28, 2019

Native Grape Odyssey Maestro course in モスクワ 36人コミュニティに参加!

2019111日、36名のワインスペチャリストたちが『Native Grape Odyssey Maestro Course』マスター・コースの試験に合格し、『ヨーロピアンクオリティーワインヒーロー』に任命されました。今回のワインコースは、試飲会やドロミーティワインに関するマスタークラスなど、同時開催のイベントも含め、大好評を博しました。

カナダで初『Native Grape Odyssey Maestro Course』(NGOマエストロ)を開催した1ヶ月後、『Native Grapes Academy』(ネイティブ・グレープズ・アカデミー、省略:NGA)プロジェクトの主催者がロシアでもその教育プログラムを実行し、ワインのマスターコースと試飲会を開催しました。このコースのおかげで、ヨーロッパ産の高品質なワインの特徴、またロシアのワイン市場の動向を再認識できたなど、好評を博しました。

ロシアはNGAプロジェクトの対象国として選ばれた理由は、ヨーロッパ産のワインにとって戦略的な市場であるからです。世界でワイン消費量において7位であるロシアは(参考:Organisation Internationale de la Vigne et du Vin)、ヨーロッパから多くのワインを輸入しております。とりわけ、2019年にはイタリアは数量と金額、どちらにおいてもロシアへの輸出国1位を獲得し(ANSA)、今後も向上すると推定されております。

NGAプロジェクトが目標としているのは、ヨーロッパ産ワインのスペチャリストを育成し、今度彼らに現地の消費者を教育していただくことです。ソムリエかつワイン商人であるヴラディスラフ・マーキン(Vladislav Markin)がその意思を持ち、NGO講師の責任を引き受けました。インタービューで、「ヨーロッパでは昼や夕方にもワインを飲み、幼い頃からワインに囲まれながら成長します。しかし、ロシアはそうでありません。私たちロシア人はワインについて教育を受け、飲みたいワインを選べる『自由』を与えてもらわないと」と、彼は主張しました。そういった「自由」を獲得するため、ワインを選べる力、すなわちワインの様々な種類を熟知することが必要となります。

しかし、市場では数え切れないほど多くの商品がありますので、高品質なワインを見分けることは簡単ではなく、博識や最新情報が必要となります。NGOマエストロの特徴は、独立したコースではなく、2019〜2021年の3年間にわたるプロジェクトの一環と考えられていることです。それにしたがって、講師と受講者はイベント後でもやりとりを続け、交流していきます。「5日間にわたって、受講者に多くの情報を学習していただきます。その情報を吸収するには、時間や自習が必要です。我々講師の役目は、この過程で彼らを支えることです。今後のイベントを楽しみにしながら、連絡を取り合って会話を続けていきます」と、マーキンは言い添えました。

 

なお、NGOマエストロに参加することによって、ワイン産生者と業界関係者から成り立った国際コミュニティの一員になれます。そのメンバー同士のネットワーキングを促すため、アプリも企画されました。NGO Tasting App (tasting.nativegrapeodyssey.com)を通じて、自分のワインテイスティングノートをシェアし、コース後でも受講者のみんなと一緒に学習を続けることができます。

The 37 NGO Maestro Russia participants with the project’s organizers after the award ceremony. 認定証授与式後、37人の受講者・プロジェクト主催者の記念写真。

 

常に学習を続けることの重要性に関しては、受講者のエカテリーナ・チストワ(Ekaterina Chistova、インポーター)はこのように言いました。「このコースのおかげで、自分の知識で十分でしょうなどを考えないで、もっともっと勉強しないと思いました。これを教えてくれた講師や主催者たちに対して本当に感謝しています。」

次回のイベントは東京にて開催されます。NGOマエストロ(12月2日〜6日)また試飲会(12月6日)への申し込みは、下記のリンクから受け付けております。

NGOマエストロ(12月2日〜6日):japan.nativegrapeodyssey.com/apply-japan/

試飲会(6日14:00〜):japan.nativegrapeodyssey.com/apply-for-ngo-walk-around-tasting/

【Native Grape Odyssey について】

Native Grape Odyssey(NGO)は、Native Grapes Academy(NGA)というプロジェクトのブランドである。 Native Grapes Academy(NGA)は、ヨーロッパの PDO ワインや PGI ワインを、日本やカナダ、ロシアを中心に世界へ推進することを目的とした教育プロジェクトであり、欧州連合(EU)より融資を受け、Unione Italiana Vini(UVI)と Interprofesional del Vino de Espana(OIVE)の二つの組織によって運営されている。この目的の達成に向け、日本、カナダ、ロシアの3カ国とイタリアのヴェローナにおいて、 各国で活躍されているワイン専門家やインフルエンサーを招待し、セミナーやワークショップ、B to B ミーティングを開催する予定だ。2019 年〜2022 年の3年間にわたって開催されるこれらのイベントは、 ヨーロッパの土着品種のブドウとそれらを原料として作られるワイン――中でもとりわけ長い伝統と高い品質を誇るイタリア産およびスペイン産のワイン――のイメージ向上と普及を目的としている。

Jp